
第10回ネット小説大賞において『異世界ラーメン屋台、エルフの食通は『ラメン』が食べたい』で
期間中受賞となった森月真冬先生に独占インタビューを敢行!
前半では『受賞作の見どころ』を、後半では『小説を書くときのコツ』などを伺いました!
ぜひ最後まで読んでみてください♪
愛しの「ラメン」よ、もう二度と、あの味に出会えないのだろうか……?
私はエルフのリンスィール、エルフ1の食通だ!
城下町ファーレンハイトに、不思議な車を引いて世にも奇妙な料理をふるまう男が現れた。料理の名前は「ラメン」……それは一口食えば、天にも昇る味である!
私はあっという間に「ラメン」の虜となり、毎晩、街角でその男を待ちわびていた。
しかし、ある夜を境に、男は消えてしまった……『友』と呼べるほど仲良くなった男は、私の前から姿を消してしまったのだ。それから二十年、私はもう一度だけでも「ラメン」を味わいたくて、同じ街角に立ち尽くしている。
ああ……愛しの「ラメン」よ、もう二度と、あの味に出会えないのだろうか……?
そんな風に絶望していた、その時だ。
チャラリ~チャラ~♪ チャラリチャララ~♪
……なんとっ!? 聞こえてきたではないか、あの独特の笛の音がっ!
私は涙さえ流して、男の帰還を喜んだ。
しかし、そこに現れたのは、あの男の『息子』を名乗る、レンという料理人だった。
「あんた……昔、親父が世話になった人だろ? よっしゃ! 俺が、美味いラーメンを食わせてやるよ!」
しかし、目の前に出されたのは……あの男の食べさせてくれた「ラメン」とは似ても似つかぬ、奇妙な物体だった!
「ち、ちっがーうっ! こんなのはラメンじゃなーい!」。

――――この度は受賞、おめでとうございます! 今回は期間中受賞でしたが、入賞のお話を聞いた時はどのようなお気持ちでしたか?
また、第10回ネット小説大賞にご応募されたきっかけを教えてください。
受賞を知ったときは嬉しかったですね。まずは友達に報告して、大好物のクリームあんみつをご褒美に食べました(笑)。
ネット小説大賞は『小説家になろう』に投稿し始めた頃から知っていたこともあって、タグを付けるだけで気軽に応募できるので参加しました。今回で応募は2回目か3回目くらいになります。
本作は前回、最終選考まで残りましたね。それで今回、初めて協賛企業として参加された主婦と生活社様にご選出いただきました。
――――異世界に突如ラーメン屋台が表れ、その美味さでエルフ達を虜にしてしまう本作。これから読んでみようと思っている方々に向けて、著者である先生から作品の魅力となるポイントを教えてください。
エルフとドワーフが、ラーメンを美味しそうに食べているところを楽しんでもらえると嬉しいです!
自分が好きなものを、他人にも好きになってもらえると嬉しくなりますよね。特に、その相手が外国の方だったり人種を超えた方だったりと、自分から離れているほど、「好き」を共有できる嬉しさは大きくなるのではないかと考えています。例えば、日本のラーメンを外国の方に嬉しそうに食べてもらえると、嬉しくなるみたいな感覚ですね。
そういう醍醐味を、この小説で味わっていただけると嬉しいです。異世界のエルフ達が、日本のラーメンを美味しそうに食べる姿をぜひ楽しんでください!
――――導入のラーメン屋台の描写が、読んでいてとても味わい深いです。ラーメン屋台にまつわる思い出などはありますか?
子どもの頃、年末の寒い時期だったと思うのですが……近所にラーメン屋台が来たことがあって、家族みんなで食べに行きました。
そのとき、カウンターに置いてある小さなテレビから、ラピュタが流れていた光景がすごく印象に残っていますね。
――――本作の題材をラーメンに選んだきっかけはなんだったのでしょうか?
夜中にお酒を飲みながら口笛でチャルメラを吹いていたら、エルフが赤提灯の下でラーメン食べている絵が浮かんだんです。そこから着想を得て、本作を書き始めました。先ほどお伝えしたように、子どもの頃にラーメンを屋台で食べた思い出があったからかもしれませんね。
あとはグルメ系の仕事をしていたこともあって、もともと食べるのが好きだったことも理由の一つです。
――――美味しそうなラーメンの描写が魅力的ですが、どのように書かれているんですか?
本作には色んな種類のラーメンが出てくるので、まずは自分で食べに行って、感想などを文章に落とし込んでいきます。だから、グルメ漫画もよく読むのですが明確にあの作品を参考にした……といったことはないですね。
――――普段からラーメンをよく食べられるんですか?
もともと麵類が好きなこともあって、ラーメンは普段からよく食べています。新しい店ができたら入ってみたり、SNSでチェックしたり、人から教えてもらったり……いろんな方法で情報を集めています。
――――先生のTwitterにもラーメンの写真がたくさん掲載されていて、ラーメン愛が伝わってきます! 最後にファンの皆さんや、本作が気になっている方に向けてのメッセージがあればお願いします。
ラーメンが嫌いな日本人なんていません(笑)!
エルフやドワーフと一緒に、ラーメンを食べている気持ちで作品を読んでいただけると嬉しいです。
森月真冬先生、受賞コメントをありがとうございました!
このあとの後編では、森月真冬先生に、『小説の書き方』をテーマにインタビューしてみましたのでぜひご覧ください!

作家デビューの支援を続けてきたネット小説大賞も、ついに第10回を迎えました!
そこで今回の受賞者インタビューでは、受賞作家様に、ぜひ後進の皆さまに向けて『小説の書き方』アドバイスをいただければと思います。
――――執筆前に、プロットを作成されていますが?作成されているとしたら、執筆前にどのような項目を決めていますか?
プロットは作りませんね。プロットがないので詰まることも多いのですが、細かいところを想像しながら確かめるように書き進めていくやり方が、自分には合っているようです。
登場人物のビジュアルもあやふやで、ぼんやりと頭にタオル巻いているイメージがあったくらいの状態から書き始めました(笑)。
―――執筆ペースを教えてください。
仕事と両立しながら、週3~4回のペースで書いています。いつも夕食後、1時間~2時間くらい時間をかけていますね。
―――どのように文章を書き進めていますか?
まずは5000字~7000字くらいザっと書いて、その内容を整理しながら3000字~4000字に削っていきます。
詰まったときには一度、お酒を飲んだりマンガを読んだりして、意識的に忘れるようにします。そうしていたら、翌日になってふっと解決策が浮かんできたりすることが多いですね。
――――文章を書かれるときに、意識していること、注意していることはありますか?
1つのシーンに登場人物が5人以上いると、読者が状況を把握することが難しくなると思うので、その点は気を付けています。それから改行が少ないと読みづらいので、一応、3行くらいを改行の目安にしていますね。
他にも、伏線は特に意識してないですが、謎のまま残ってしまった部分はできるだけ回収するようにしてます。
――――最後に、作家志望の方々や、次回のネット小説大賞応募者にアドバイスがあればいただけますと嬉しいです。
好きなことを仕事にしちゃいけないってよく言いますが、好きなことを仕事にできたら幸せだと思います。
だからこそ書くことが嫌いにならないように、続けていっていただけたらと思います。
森月真冬先生、ロングインタビューをありがとうございました! 『異世界ラーメン屋台、エルフの食通は『ラメン』が食べたい』の発売を心より楽しみにしております!

第10回ネット小説大賞において『世界で一番『可愛い』雨宮さん、二番目は俺。』で
期間中受賞となった編乃肌(あみのはだ)先生に独占インタビューを敢行!
前半では『受賞作の見どころ』を、後半では『小説を書くときのコツ』などを伺いました!
ぜひ最後まで読んでみてください♪
自信ありすぎ女装男子×磨けば光る健気系女子
『可愛い』を巡る、青春ラブコメ開幕!
世界的人気を誇る美少女モデルhikari——その正体はどこにでもいる男子高校生、晴間光輝だった!?
自分こそが世界で一番可愛いと自負するちょっと残念な彼と、クラスでも目立たない地味系女子・雨宮さん……。
二人の運命が交錯するとき、世界で一番素敵な恋が始まる。

―――この度は受賞、おめでとうございます! 今回は期間中受賞でしたが、入賞のお話を聞いた時はどのようなお気持ちでしたか?
また、第10回ネット小説大賞にご応募されたきっかけを教えてください。
本当に嬉しかったです! 学生時代からずっと『小説になろう』に投稿を続けていて、ネット小説大賞にも何度も参加しています。
デビュー作が小説家になろうで開催していた、マイナビブックスさんの『お仕事小説コン』からだったこともあり、小説家になろうは私にとって地元ですね。ネット小説大賞(旧なろうコン)は、毎年恒例の地元のお祭りという感覚で参加していました。
――――今回受賞した『世界で一番『可愛い』雨宮さん、二番目は俺。』を、これから読んでみようと思っている方々に向けて、著者である先生から作品の魅力となるポイントを教えてください!
自意識過剰な女装男子×自信のない女の子の物語です! 現代ラブコメに挑戦してみたくて執筆したこともあり、ラブコメ好きな方にもぜひ読んでもらいたいですね。
今回は男性向けのお話ですが、自信のない女の子を変身させるシンデレラ的な要素があり、女性にも楽しんでいただける作品になっていると思います。
――――本作『世界で一番『可愛い』雨宮さん、二番目は俺。』は、すごく引きが強いタイトルですよね。どのようにして考えられたんですか?
このタイトルは、物語の内容よりも先に決まっていました。
とあるお店の名前が発想のきっかけになり、一番とか二番って入っているタイトルは興味を惹かれるなと。
――――今回は現代のスクールラブですが、これまで大正ロマンやファンタジー、ライトホラーなど幅広いジャンルの作品を書かれていますよね。
ジャンルにはあまりこだわりがありませんね。飽き性なので、一つのジャンルを極めるより、様々なジャンルを書きたいです。
趣味でも、日頃からコメディ漫画を読みながらホラー映画を見たりと、いろんなジャンルに手を出しています。
――――今回のお話は、『ファッション』もテーマの一つになっていますね。ファッションをテーマにするうえで、苦労したエピソードなどありましたか?
『小説家になろう』では、ファッション誌などを参考にしながら、最先端のファッションを取り入れて執筆していました。
でも、ファッションの流行は変化するので、書籍化するときには情報が古くなっていて「○○柄って2年前のブームじゃん!」「雨宮さんがちょいダサ女子になってる!」ということがありました(笑)。
書籍版では、不変的に可愛いファッションに修正するために、服飾系の仕事をしているお友達の意見を取り入れるなどの工夫をしています。
ぜひ、WEB版と書籍版を読み比べてみてください!
――――最後にファンの皆さんや、本作が気になっている方に向けてのメッセージがあればお願いします。
自意識過剰な女装男子×自信のない女の子の物語をよろしくお願いいたします。『可愛いは正義』です(笑)。
様々なジャンルに挑戦し、書籍を出版され続ける編乃肌先生。受賞コメントをありがとうございました!
このあとの後編では、編乃肌先生に、『小説の書き方』をテーマにインタビューしてみましたのでぜひご覧ください!

作家デビューの支援を続けてきたネット小説大賞も、ついに第10回を迎えました!
そこで今回の受賞者インタビューでは、受賞作家様に、ぜひ後進の皆さまに向けて『小説の書き方』アドバイスをいただければと思います。
――――書籍化するため、なろうで人気連載にするために意識していることはありますか?
今の流行や、読者の方に受け入れてもらいやすいテーマは意識しています。ただ、「トレンドの作品を書こう!」と意識しすぎると上手く書けないので、自分の好きなものをトレンドにうまく結びつけるイメージで書いています。
――――執筆ペースを教えてください。
1日200字だったり、5000字だったりとかなりムラがあります。
――――どのように資料を集められたりしていますか?
図書館に行ったり、取材に行きます。先日出版した『緑の箱庭レストラン』という小説では、植物と料理がテーマだったので、植物園に行きました。地の文の表現の幅を増やすのに活かすこともありますが、ただ楽しんで帰ってきて「何をやってたんだっけ?」と思うこともあります(笑)。
取材は「いいアイデアが転がってそう」という、フワッとした目的で行くこともあります。
――――執筆前に、一番時間を掛けているのはどの部分でしょうか?
書き始める前は、タイトルとあらすじを考えることに時間を掛けています。
タイトルとあらすじは作品を読むときの入口だと思うので、山ほど作品があるなかで書籍化まで目指すとなると、読者が入口で転ばないように惹きこむものを用意したいです。
――――プロットのあらすじは、具体的にはどのように書かれていますか?
あらすじは最後まで書かなくても良いので、一番面白いところまでは書くようにしています。
あと、物語の終盤にシーンに書きたいシーンを作っておくと、最後まで書くモチベーションになりますね。
――――長編を完結させるためのコツって、なにかありますか?
まずは文字数にこだわらず、全体を大まかに書いてから最後に加筆修正することが多いです。
納得いかなくても、転んでしまいそうになったらひとまず書いて先に進んでいます。
―――最後に、いろんなジャンルを書かれている編乃肌先生ですが、自分に合っているジャンルが見つけることができない方に向けてアドバイスを頂けますか?
「このジャンルは書けないだろうな」と思って踏みとどまっている方がいたとしたら、すごく勿体ないと思います。いろんなジャンルを書いてみると、意外に向いてみるものが見つかったりすると思います。
私の場合、異世界恋愛ってなろうで初めて深く触れた分野でしたが、いざ書いてみたら「イケるな」と感じました。
もちろん、一つのジャンルを突き詰める方も素敵だなと思いますが、もしジャンルが定まらなくて悩まれている方は、いろいろ書いてみることをおすすめします。
編乃肌先生、ロングインタビューをありがとうございました! 『世界で一番『可愛い』雨宮さん、二番目は俺。』書籍化を心より楽しみにしております!

イラスト:ののまろ/お尋ねの元大聖女は私ですが、名乗り出るつもりはありません
第10回ネット小説大賞において『お尋ねの元大聖女は私ですが、名乗り出るつもりはありません』で
期間中受賞となった月神サキ先生に独占インタビューを敢行!
前半では『受賞作の見どころ』を、後半では『小説を書くときのコツ』などを伺いました!
ぜひ最後まで読んでみてください♪
俺様系王子様からの求婚もお断り!転生した元大聖女のやり直しファンタジー
突然、数千体という未曽有の魔物の襲撃が発生。ルイスウィーク王国の王都を守るため、大聖女レティシアは結界を張り続け……寿命まで削り死んでしまう。
大聖堂で最後の時を待つばかりだったレティシアの元に、竜との戦いで致命傷を負った第二王子ノアが戻ってきた。喧嘩ばかりしてきた第二王子ノアが突然、来世で結婚してくれとプロポーズしてきたのだった――
命尽きたはずのレティシアは気が付くと、薬屋の娘に転生。18歳の時、記憶と一緒に聖女の力を取り戻す。問題だったのは、第二王子ノアが転生してすぐに記憶を取り戻して、同じように転生しているはずのレティシアをずっと探していたことだ。
今度の人生では、聖女の力とか国の運命とか、第二王子との結婚なんて、お断り。
転生した大聖女レティシアは決して、自分が元大聖女だなんて名乗り出ない。
なんとか平民としてのんびり生きようとする元大聖女と、婚約者の大聖女を転生してまで追いかける一途な王子様のやり直しファンタジー。
代表作:『王太子妃になんてなりたくない!!』『王子様に溺愛されて困ってます』シリーズなど

――――この度は受賞、おめでとうございます! 今回は期間中受賞でしたが、入賞のお話を聞いた時はどのようなお気持ちでしたか?
また、第10回ネット小説大賞にご応募されたきっかけを教えてください。
受賞は経験にないことだったので嬉しかったです!
2015年頃から『小説家になろう』に投稿しており、ネット小説大賞(なろうコン)の存在自体は知っていました。
これまで受賞して書籍を刊行するという経験がなかったので、興味があって。受賞作となればより多くの方に作品を届けられるのではないかと思い、今回応募しました。
――――いよいよ8月10日に受賞作『お尋ねの元大聖女は私ですが、名乗り出るつもりはありません』が発売されますが、本作をこれから読んでみようと思っている方々に向けて、著者である先生から作品の魅力となるポイントを教えてください!
これから起こる様々な事件を通して、二人の距離がどう近づくのかに注目してほしいです。
今はまだ、ヒーローである王子・ノアからの一方通行の恋なのですが、あえてノアの視点で書かずに本心を隠しています。彼が何を考えているのか……今後の展開に期待してほしいです!
――――ドラマチックな序盤ではありつつも、『天敵』『犬猿の仲』と物語のなかで語られているヒーローとヒロイン。それぞれのキャラクターの魅力についても伺いたいです。
二人ともそれぞれの強さを持っているからこそ、ぶつかり合っています。
ヒーローのノアは、周囲の圧力を跳ね返す、自分の思いがあればブレない格好良さがある王子様です。そのうえ、一癖も二癖もあって何考えているか分からない性格です。
ヒロインは「懐に入れた子には甘い」ですね(笑)。 彼女にも、一度こうと決めたら振り返らない強さがあります。
――――二人のこれまでたくさんのラブストーリーを描かれてきた先生の「恋愛のツボ」があれば教えてください。(○○なヒーローが好き、○○な展開が好き、など)
ヤンデレ一歩手前なくらいの、一途な執着ヒーローが好きです(笑)。 一方で、塩ヒロインがマイブーム。二人に温度差があるのが好きです!
私の作品では、ヒロインが酷い目に遭うシーンをあまり描かないようにしていて、王道のハッピーエンドが好きですね。
――――最後にファンの皆さんや、本作が気になっている方に向けてのメッセージがあればお願いします。
8月10日発売です、よろしくお願いいたします! 特に、書籍内にあるイラストをぜひ見ていただきたいです!
書籍のなかのイラストを見ることで、物語の見方がいろいろ変わってくると思います。「あっ!」と思ってもらえるというか……ここでは言えないんですけど(笑)。
もちろん小説も加筆修正していますので、WEB版との違いも楽しんでいただけると嬉しいです。
今夏も続々と書籍が発売される月神サキ先生。受賞コメントをありがとうございました!
このあとの後編では、月神サキ先生に、『小説の書き方』をテーマにインタビューしてみましたのでぜひご覧ください!

作家デビューの支援を続けてきたネット小説大賞も、ついに第10回を迎えました!
そこで今回の受賞者インタビューでは、受賞作家様に、ぜひ後進の皆さまに向けて『小説の書き方』アドバイスをいただければと思います。
――――小説はどんなツールで書かれていますか?
スマホは使わず、パソコンに向き合って進めることが多いです。
出版社によってWordか一太郎を使い分けています。これは、ツールによってページ数が変わってしまって「○ページ多いのですが……」と言われてしまうことがあるので、最近ではあらかじめ、どっちのツールを使うほうが良いか出版社に聞くようにしていますね。
―――執筆ペースを教えてください。
1日1万字くらい書いています。それにプラスアルファで、コミカライズの確認などの仕事をしています。
お休みは週1くらいで取れたら良い方かな……という感じですが、好きな仕事なので苦ではないですね! 外出する日は、書かないと決めています。
――――1万字……ですか!? 詰まることはないのでしょうか。
長編を書ききれない、書いていて詰まってしまうというお悩みはよく耳にするので、アドバイスをいただけると嬉しいです!
詰まることはないですね。というのも、「詰まらない」とは「止まらない」ことだと考えています。
納得するまで書き直していたら絶対に書き終わらないので、止まることはせず、とにかく最後まで書く。書き終わったあと、改稿のタイミングで見直してみたら、そこまでひどくないということもよくあったりするので(笑)
止まってしまう、詰まってしまうことで悩んでいる方には、とにかく書き進めることを大事にしていただけたら良いのではないかと思います……!
――――もし執筆の工程で苦手なことがございましたら、教えて下さい。
プロットさえ作ればあとはすんなり進みますね。プロットはかなり綿密に作っています。
序章、一章、二章……と章ごとに分けて話の展開をすべて書き出して、それが1万5000字くらいになりますね。
重要なセリフなども決めて入れておきます。実際に書き始めると忘れちゃったりするので、事前に入れておきます。
―――プロットで一1万5000字……!執筆が詰まらないというのも納得です。
以前プロットに、「なんかイベントが起こって距離が近づく」って自分で書いていて、「なんかとはなんや!」と困りました。さすがにその時は手が止まりましたね(笑)。それ以来、面倒でも細かく書くことにしています。たくさん書けば書くほどスムーズに進みます(笑)。
ただ、プロットは2行だけ、という作家さんもいると聞いたことがあるので、それぞれだと思いますけどね。
――――プロットを書くことのメリットって、執筆が詰まらないこと以外にありますか?
私も、昔はプロットを書かなかったのですが、プロとして仕事をするなら書けるようになっていた方が良いとは思います。1本線が通るから、話のブレがなくなるので。
それから、プロットがないと最終的に何万字になるか分からなくなってしまうので困ってしまうこともあります。
あとどれくらい書けばいいのか分からない、先が見えなくて不安という方には、プロットはそれを客観視できるので良いかもしれませんね。
――――プロットのなかでも重要な項目となる、キャラクター設定の作り方を教えてください、
私の場合だと、メイン二人の性格を決めたら、それぞれのバックグラウンドを書きます。
例えば、母性がある性格の子の場合は、甘えてくる男の子に弱くて、長女で世話が好きとか。そういうバッググラウンドを詰めていきます。
それから、恋愛ものの場合は、好きになる理由が必要だと思っていて。
例えばですが、幼い頃にトラウマを持っていて、そのトラウマを和らげてくれるところが好きとか。逆に、そういうトラウマがあるから○○な人に弱いとか。
――――先生がタイトルをつけるときに、意識していることがあれば教えてください。
タイトルをつけるのは最後にしています。意識しているのは、タイトル詐欺にならないこと、キーワードになっている言葉を入れること、内容がわかるようにすることですね。
――――先生と言えば、異世界恋愛ファンタジーというくらいスタイルを確立されておられますよね。書くジャンルを悩んでしまう方も多くいるようですが、そういった方向けにアドバイスをいただけますか?
私の場合は、もともとファンタジーが好きで、恋愛要素を入れたいと思って「異世界恋愛ファンタジー」を書き始めました。最初は思うように恋愛が書けなかったんですけど、どうしたらいいかなと考えているうちに楽しくなって、それ以来ずーっと書き続けています。
ジャンルに悩まれている方にも、得意なジャンルや、好きなジャンルを書いてみることをおすすめします。
もしもの話ですけど、デビューできてそれが売れて、運よく他の出版社様からお声が掛かったら、当たり前ですが、一冊目と同じ系統のお話を依頼されます。ファンの方としても、「○○先生のこういう話がもっと読みたい!」という期待をしてくださると思うんです。私もそうなので……(笑)。
でも、それが自分にとっての苦手ジャンルで、本当は好きではないものだったとしたら書き続けるのは苦しいですよね。だからこそ、好きなものを書く、得意ジャンルを書くことをおすすめします……!
――――最後に、作家志望の方々や、次回のネット小説大賞応募者にアドバイスがあればいただけますと嬉しいです。
ここまでにもお伝えさせていただいた通り、とにかく書き続けること、そして自分好みのお話を書くことを大切にしてほしいです。
私も流行に関係なく、好きなものを書くようにしています。
時には、もしかすると批判的なレビューもあるかもしれません。それでも、好きなものを書き続けていただけたらと思います。
月神サキ先生、ロングインタビューをありがとうございました! 8月10日に出される『お尋ねの元大聖女は私ですが、名乗り出るつもりはありません』。発売を心より楽しみにしております!
ご購入はこちらから↓↓
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最新刊情報! 『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。 』
第13巻が、7月8日に発売されます!
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大人気異世界もふもふファンタジー!
遠足に出かけた先のミルマ王国の遺跡の謎を解き、図らずも壊すことになってしまったネフェルティマたち。大人たちの取りなしでなんとか穏便に済んだかと思いきや、遺跡の件は何やら大きな事件に発展しそうで……?連れ帰ってきた最凶竜種のムシュフシュや、聖獣として戻ってきたディーも加わって、ますますもふもふなでなでしちゃいます!な大人気異世界もふもふファンタジー、待望の第13弾!
シリーズ情報はこちらをご覧ください。ネット小説大賞では、受賞作品の最新情報をお届けしてまいります、皆様ぜひご注目くださいませ!
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最新刊情報! 『遠い声 元公安部潜入捜査官・世良王海と破られた静寂』
第1巻が、7月6日に発売されます!
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六年前の少女誘拐事件の捜査をする世良の耳に、因縁の“声”が届く――!
秋葉原の個人事務所で探偵をしている世良王海は、九年前まで警視庁公安部に所属していた。
当時左翼団体に潜入していた世良は、悪人しか殺さないという稀代の殺し屋≪U≫に両眼を潰されてしまう。
ところが視力を奪われた世良は、代わりに特殊能力ともいえるほどの聴力を得るのだった。
そして今、六年前の少女誘拐事件の捜査をする世良の耳に因縁の“声”が届く――!
衝撃のクライムエンターテインメントが登場! 第8回ネット小説大賞受賞作。
シリーズ情報はこちらをご覧ください。ネット小説大賞では、受賞作品の最新情報をお届けしてまいります、皆様ぜひご注目くださいませ!
ネット小説大賞にご参加いただきまして、誠にありがとうございます。
第10回ネット小説大賞では、
応募作品にイラストをプレゼントする「応援イラストプレゼント企画」をおこなっておりました。
そちらの企画の「特賞」でもあります「書籍表紙風イラスト」が完成いたしましたので、公開させていただきます!
※特賞は応募作品に感想を書いて、コンテストを一緒に盛り上げてくれた方が当選となります。


作品名:魅惑のあなたにとどめの一撃
【作者様からのコメント】
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特賞当選のお知らせを頂いた時は「キャラ描いて頂けるんだやったあ!」などと軽く浮かれていたのですが、イラストを拝見して息が止まりました。狼狽え、「なにこれ夢?」と自問し、震えながらイラストを拡大し、舐めるように見ました。
一応web小説家だというのに、この感動を表現することが出来ず恥ずかしいのですが、とにかく「素晴らしすぎる」「嬉しい」としか言えません。
好きな話を書き、好きな作品に感想を書かせて頂いただけでこんなご褒美を頂けるなんて!本当に嬉しいです、一生の宝物です!!
これからも推し作品には積極的に愛を伝えていきます!ご覧になっている皆さまも楽しい創作ライフを過ごしましょうね!
最後に、このような機会を下さったクラウドゲートの皆さま、拙作を読んで下さる読者さま、そして私のお願いをはるかに超えた素晴らしい世界を濃密に描いて下さった藤ちょこさまに心からお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!!
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投稿小説の方も、ぜひご覧になってみてくださいね!
今後とも、ネット小説大賞をよろしくお願いいたします。
ネット小説大賞にご応募いただきまして、誠にありがとうございます。
第10回で行われております『毎月応援イラストプレゼント企画』の
6月当選作品のイラストが完成いたしましたので、発表させていただきます。

キャラクター名:椎名 梓
投稿小説の方も、ぜひご覧になってみてくださいね!
その他の応援イラストはこちらをチェック!
引き続きネット小説大賞をよろしくお願いいたします。
ネット小説大賞にご応募いただきまして、誠にありがとうございます。
第10回で行われております『毎月応援イラストプレゼント企画』の
4月当選作品のイラストが完成いたしましたので、発表させていただきます。

作品名:辺獄の黒騎士
キャラクター名:ステラ
投稿小説の方も、ぜひご覧になってみてくださいね!
その他の応援イラストはこちらをチェック!
引き続きネット小説大賞をよろしくお願いいたします。