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小説6巻&コミック1巻同時発売!『やり込んだ乙女ゲームの悪役モブ』著者のMIZUNA先生にインタビュー!

 

Illustrated by Ruki
©2023 MIZUNA / TO Books.

 

第10回ネット小説大賞で受賞したMIZUNA先生。

受賞作『やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます』6巻が、ついに2023年12月1日、コミック1巻と同時発売の予定となっています!

第1巻発売が2022年10月8日だったので、約1年2ヵ月足らずで6冊も刊行されているという衝撃のスピード感。

しかも1巻~5巻がすべて重版と、とっても熱い作品なのです…!

今回はそんな作品の著者・MIZUNA先生にインタビューをさせていただき、速筆の秘密から作品の魅力まで伺っていきたいと思います!

 

Illustrated by Ruki
©2023 MIZUNA / TO Books.

 

―――MIZUNA先生には二度目のインタビューとなりますね! それにしても、昨年受賞したばかりで6巻が出るスピード感は、発売情報を二度見してしまいました(笑)

MIZUNA先生

今回もよろしくお願いします。そうですね、毎日頑張って書いています!(笑) 

 

―――受賞後も『小説家になろう』を毎日のように更新されていますが、コミカライズ連載が始まって変化はありましたか?

MIZUNA先生

色んなアプリなどでコミカライズが配信されたことがきっかけで、WEB版にも新規の読者さんがたくさん来てくださったのかポイントが増えました! 嬉しい影響でしたね。

 

©2023 Cyomo Tobari / MIZUNA / TO Books.

 

―――えっ、いま16万ptなんですね(なろうの累計ランキングに入る日も近いかも)!? 更新頻度が高いことも人気の理由だと思うのですが、ずばり速筆の秘訣ってありますか?

MIZUNA先生

「修正はあとでいいや」と割り切っていることですかね。『小説家になろう』には粗削りでも掲載するようにしていて、書籍化のタイミングで調整しています。

もちろん『小説家になろう』でも100点で掲載ができれば、それが一番なんですけど……。例えば少年漫画でも原稿が間に合わなくてネームに近い状態で掲載されていたとしても、読者は先が読めたら嬉しいし、楽しめると思うので。やっぱり更新することを優先しています。

 

―――作品の内容に触れていくと、本作は「病気のお母さんの治療薬を作りたい!」と思った主人公・リッド君が、領地経営や政治に関わりながら奔走する物語ですよね。

MIZUNA先生

そうですね。主人公のリッドは「家族を救いたい」「将来訪れるであろう断罪を回避したい」という想いから、領地を発展させていこうとしています。

 

―――可愛い男の子が頑張る姿にキュンとしますし、お母さんの治療薬を作る話、領地経営の話、政治の話が見事に繋がっていて、物語にしっかり一本の筋が通っていますよね!

MIZUNA先生

主人公の行動の動機は、ナナリー(主人公の母)のため、家族のために繋がるように心がけていますね。

 

Illustrated by Ruki
©2023 MIZUNA / TO Books.

 

―――先生の頭のなかはどうなっているんだろう、と思っちゃうくらい伏線も多くて(笑) 極力チートを使わず、リアリティを感じさせる物語展開をされているのも特徴的ですよね。

MIZUNA先生

リッドはまだ最新話の方でも8歳くらいで、チートで無双できるほどの力は持っていませんからね。魔法や武力など、総合的に見たらまだ大人に勝てないからこそ、チートを使わないというのがありますね。

 

―――本作はタイトルだけ見ると女性向けにも見えるのですが、男女ともに楽しめる作品ですよね! 展開や表現のバランスが絶妙だと思います。実際の読者層ってどんな感じなのでしょうか。

MIZUNA先生

ありがとうございます! 男女比は1:1くらいですかね。よりたくさんの方に楽しんで頂ける作品にしようと気をつけています()

 

―――重版も続いていて本当にすごいなと思っているんですけど、これって秘訣はありますか?

MIZUNA先生

イラストレーターさんや、漫画家さんに恵まれたことですかね。担当編集さんにもよく相談に乗っていただけていますし、本当に恵まれていると感じています。

 

―――漫画も小説も、ほんっっとにイラストが素敵ですよね……(しみじみ)。小説で言うとイラストレーターのRukiさんのイラスト、躍動感がハンパじゃないです。特に魔法を使っているシーン! みんな見てーーーー!

 

Illustrated by Ruki
©2023 MIZUNA / TO Books.

 

―――戸張ちょもさんが担当されている漫画も、作画が……みんなのビジュが良い! コミックのクオリティが凄い!

 

©2023 Cyomo Tobari / MIZUNA / TO Books.

―――素敵なコミカライズですので、未読の皆さまはぜひぜひチェックして下さいね! さて、小説6巻とコミック1巻は12月1日発売ですが、書き下ろしなど書籍ならではの魅力を教えてください。

MIZUNA先生

6巻は表紙をめくった先にある口絵を是非見てほしいですね。きっと、物語の没入感が増すと思います。勿論、加筆もしておりますし、書き下ろしSSと合わせてお楽しみいただけると思います。

書籍と同時発売のコミック第1巻には、戸張ちょもさんによる素敵な描き下ろし漫画がありますので、ご期待ください。個人的な意見になりますが、やはり紙で読む方がページ全体を見やすいので絵やコマの理解度が深くなり、物語の没入感が増してより楽しめると思います。

ちなみに、私の書き下ろしSSもおまけでありますので、良ければそちらもお楽しみください。
是非、皆様のお手元にて楽しんで頂ければ幸いです。

 

―――『小説家になろう』では今かなりドキドキの展開になっていますね! ここにきて大きな変化を用意されているのはさすがだと思いました。

MIZUNA先生

最新話あたりは厳しい展開になっていますが、夜明け前が一番暗いのです(笑)
是非、リッド君の活躍を見守って頂けると嬉しいです。

 

―――常に新しい展開があるのが本作の魅力ですよね! 家族のため、みんなのために奮闘しているリッドくんをこれからも見守りたいと思います!

小説6巻、コミック1巻ともに12月1日の発売を楽しみにしています。

 

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