トピックス記事

小説として面白い作品とコミカライズして面白い作品は違う? 『マンガBANG!』さんに聞いてみた!

小説家になろうで投稿される作品における『原作』としての需要に応えるべく今回から設立されたコミックシナリオ賞
『マンガ原作者』として、求められる方向性や、連載にあたって原作者がすることなどを、『マンガBANG!』を運営する株式会社Amaziaさんに伺ってきました。

 


 

―――まず、『マンガBANG!』について教えてください

 

マンガBANGは1100万DLを突破し、アプリストアランキングでも上位を競う国内最大級の無料マンガアプリサービスです!
マンガBANGでは少年漫画、青年漫画、少女漫画など、100作品近くのさまざまな漫画を毎日8話無料で楽しむことができます。
他にも、1日待つことで1話ずつ無料で読める漫画も50作品以上あり、とにかくたくさんの漫画を読むことができるアプリとなっております。
毎月新作漫画が追加されますので、お気に入りの漫画を見つけることができます。

マンガBANGのダウンロードはこちらから

 


 

―――『マンガBANG!』の特徴やアプリ内の人気作品の傾向は?

 

他のアプリとの大きな違いとしては、メインの読者に30代男性が多く集まっている点です。(男性80%、女性20%)
その層に刺さりそうなストーリー構成のしっかりした作品は人気が出る傾向があります。

 


 

―――アプリ内でのオススメ作品は?

 

マンガBANGでは選りすぐりの作品を扱っておりますので、どの作品もオススメではあります。
その中でも、現在連載中の作品では日本文芸社様の「ガンニバル」や「LOSERS」は特に人気を博しております。

〇ガンニバル(日本文芸社刊)
山間の村「供花村」に赴任してきた駐在・阿川大悟。村の人々は大悟一家を暖かく受け入れるが、一人の老婆が遺体で見つかり、大悟は村の異常性に徐々に気付き、ある疑念に囚われる…。「この村の人間は人を喰ってる」──。次々と起きる事件、村に充満する排除の空気、一息も尽かせぬ緊迫感で放つ、驚愕・戦慄の“村八分”サスペンス堂々開幕!!

〇LOSERS(日本文芸社刊)
元ボクサーの志水哲太は、不本意な引退後、抜け殻のような生活を送っていた。だがある日、関西最大の暴力団・閻魔会会長の遺子である轟魔理雄・塁時兄弟との出会いにより、その運命は大きく動き出す…!

 


 

―――『マンガBANG!』で連載を行う際、受賞者が行う作業とは?

 

コミックシナリオ賞の為、受賞作品を漫画原作としてコミカライズを行い連載していきます。
まずば当社でシナリオに合う作画担当者を探し、アサインいたします。その後コミカライズにあたりキャラクターデザインや演出、脚色といった部分をご監修いただきながら漫画を制作していく予定です。

 


 

―――コミックシナリオ賞で求める作品の方向性は?

 

スローライフ系のファンタジーより、ストーリーのしっかり練られた作品を求めております!
マンガBANGでは現状、スポーツ漫画やヤンキー・アングラ系の読み応えのある漫画が支持されております。
なろう系原作の作品はまだ数も少ないですが、今後さらなる読者層の拡大のため、異世界ファンタジーにもチャレンジしていきたいと考えております。
ですので、まずはスローライフ系を扱うより、読み応えのしっかりとしたなろう系作品を求めております。

 


 

―――小説として面白い作品とマンガとして面白い作品の違いとは?

 

小説作品の魅力である物語の世界観や主人公が巻き込まれるシチュエーションは確かに重要ですが、コミカライズするにあたっては、主人公のキャラが立っていることをとても重視します。
この主人公は次にどんな行動に及ぶのだろう、といった想像を掻き立てる作品を求めています!

 


 

―――応募者へのアドバイスがあればお願いします。

 

上記の内容を考慮してもらえるともちろん嬉しいですが、それにとらわれず自信のある作品をご応募いただければと思います。

 


 

―――本日はありがとうございました!

 

★ポイント
・日常系やスローライフよりはストーリー性の高いハイファンタジー
・マンガ映えするキャラクター
・メイン読者層は30代男性

コミックシナリオ賞の詳細はこちらから!

                                                                                 

ページトップへ