連動企画・広報

スタッフがネット小説大賞タワーオブプリンセス部門賞応募作品からピックアップした作品を掲載いたします。
原則選考とは無関係ですが、より多くの優れた作品を多くの方の目に触れていただくことは、ポイントに関係なく参加できる当コンテストの目的のひとつでもあります。
週1~2回程度の更新をおこなってまいりますので、ぜひご期待ください。

※コンテストではコンテスト参加作品のユーザーピックアップ作品も募集しております。
ピックアップしていただいた作品は可能な限りコンテストで取り上げる他、は外部広告で取り上げる場合もございます。
お勧めの作品がある方は推薦してみてください。
また、もしお勧めしたい作品がコンテストに参加されていない場合は、作者様の迷惑にならない範囲で当コンテストの紹介をしていただければ幸いです。

タイトル
夜空の星より掴めない
作者
アンバーハウス
あらすじ

 謎の呪いが蔓延し、聖女が眠りについたおとぎの世界。
 各地の代表者である六人の姫は、この危機から人々を救うべく、
 それぞれの思惑と信念を胸に、行動を始めていた。
 そんな中で――六人の姫のひとり、アリスというお姫様に仕える騎士ドジスケは――
 とにかく、怪我しないように痛くないように、魔物たちから逃げまくっていた。

スタッフコメント抜粋

 一気に引き込まれました。面白い!
 騎士として致命的なほどに臆病な一方、読書家で有り語り部として有能なドジスケの冒険譚。
 彼と破天荒なアリスとのやり取りは読んでいて気持ちが良く、姐さんことエインセールの
 世話焼き気質な所もよくバランスが取れていると思います。
 古都の設定、特に『本』の設定は非常に面白く、アリスが彼を気に入る点として十分な説得力を持たせています。
 現在6話。これから解決編へと突入する訳ですが、一体どのような方法をドジスケが取るのかとても楽しみです。
 今後の展開に期待しております。

タイトル
小説 タワーオブプリンセス
作者
水沢みと
あらすじ

 俺の名前は、ウィルガルド。シンデレラに仕える騎士だ。
 神聖都市ルヴェールを拠点に、冒険の日々を送っている。
 今日も今日とて俺の身に起こる、ちょっとした話を聞いてほしい。

スタッフコメント抜粋

 主人公の視点から見たシンデレラへの愛と魅力に満ちあふれた作品でした。
 そして何よりエインセールが可愛い。耳年増でニヤニヤしちゃう妖精の様子が可愛かったです。
 シンデレラの誕生日を起点にアンネローゼを始めとする
 他の姫達との関係性も良く描けていたと思います。

 少し地の文に説明が多いかなという気はしましたが、ゲームを知らない人に読んで貰い、
 『仕えるならシンデレラが良いよ!』と薦めるにはとても丁寧で
 わかりやすい作品だったのでは無いかと思います。
 今後の活動応援しております。

タイトル
THE TOWAR OF PRINCESS ~治療士と黒いローズリーフ
作者
雪と桜の共存生活
あらすじ

 世界は謎の呪いに覆われ、同時に世界の均衡を保ち、良い方向へ人々を導く
 『聖女』ルクレティアも眠りについてしまう。統率者を失った人々はそれぞれの想いを胸に動く。

 ある日、教会の村アルトグレンツェと城塞都市シュネーケンで保管していた
 ローズリーフが全て盗まれる事件が起きた。ローズリーフは呪いを退ける力を持っており、
 『聖女』ルクレティアが眠っているとされる、いばらの塔内に入る際に必要になる。姫に仕え、
 いばらの塔を攻略しようとしている騎士にとって重大な問題であった。
 オズヴァルトは盗んだ犯人の手にこれ以上ローズリーフが集まると、『聖女』の身が危ないと言う。
 そのため周囲の都市へローズリーフが狙われていることを伝える必要があり、
 カグヤは友人の居る魔法都市ノンノピルツへ向かった。
 しかし、ノンノピルツのローズリーフも盗まれており、
 盗んだ人物を見たという住人の言葉を頼りに犯人を追いかける。

 世界が呪いに包まれた理由とは、
 呪いと眠りについた『聖女』は関係があるのか、
 そしてローズリーフの正体とは、

スタッフコメント抜粋

 とても丁寧な設定造りを感じました。
 街で診療所を開くカグヤと親友であるアリスの『ブラックローズリーフ』を巡る戦い。
 エインセールのわちゃわちゃとした明るさや、オズヴァルトが秘密主義である分、
 アリスの開けっぴろげな様子がよく伝わってきます。
 全3話で黒いフードの人物との決着を持ってお話は終わっておりますが、
 『まだまだカグヤの冒険はこれからだ!』という気配を感じました。
 また是非別の形で描いていただけたらと思います。
 今後の活動応援しております。

タイトル
姫と野獣ーーPrincess & the Beastーー
作者
かがみ透
あらすじ

 教会の町アルトグレンツェの先に、いばらの塔が出現し、
 その最上階では、国を治める聖女ルクレティアが眠りについていた。
 世界に蔓延する呪いと、凶暴化し、増え続ける魔物たちの対策として、騎士を募る各都市の姫たちは、
 聖女を目覚めさせる方法を探すシンデレラ率いる保守派と、
 新しい先導者を立て、民の混乱を鎮めようという白雪姫率いる改革派にわかれていた。

 呪いによって野獣の姿に変えられ、記憶もない男『ウルフ』は、偶然出会った妖精エインセールと
 赤ずきんリーゼロッテを助け、ルチコル村にしばらく住むことに。
 赤ずきんの強い勧めで騎士になったウルフは、各都市の姫を招待したアリス主催の
 イカレたお茶会を傍観した後、白雪姫の護衛を務める。
 ウルフに次第に信頼を寄せていく白雪姫アンネローゼは、彼を、実は、いばら姫ルクレティアの
 幼馴染みであり、呪われた古都ハイルリーベの王子ではないかと考えていた。

 唯一、呪いの謎を知る雪の女王の証言から、保守派シンデレラと改革派白雪姫が協力し、
 いばら姫とウルフの呪いを解くため、彼を先頭に、アリスの魔法で鏡の世界へ向かう。
 赤ずきん、妖精エインセールが、強引に付き添った。
 鏡の世界で記憶を取り戻したウルフは、彼に呪いをかけた『二人の白のクイーン』と戦い、
 元の姿に戻るか、姫を助けるか、どちらかの選択を迫られるのだった。
 ウルフは、呪いに打ち克つことができるのか!?

スタッフコメント抜粋

 とてもキレイにまとまったお話であると思います。
 ゲームの設定と、くるみ割り人形という別の物語と絡め、最後は白雪姫とアリスに共通する
 鏡を用いている所など、おとぎ話の世界観を壊さずに一つのお話として読めます。
 白雪姫とウルフの立ち姿が美女と野獣を彷彿とさせるのもまた素敵でした。
 リーゼロッテの素直さ、アリスの破天荒ぶりなどもとても良く描けていますし、
 何よりアンネローゼのツンデレ具合が本当に愛らしく、ラストにかけてキュンキュンしました。
 今後の活動応援しております。

タイトル
THE TOWER OF PRINCESS お姫さまはご変心?
作者
雲乗リュウカン
あらすじ
 突如襲った謎の呪いによって聖女が倒れ、混乱の渦中にある世界。
 十七歳の少年ファルクは、魔法都市ノンノピルツに属する騎士としてアリス姫に仕えていた。

 騎士というよりも助手として姫の雑用に付き合わされていたファルクだったが、
 ノンノピルツで各地の姫が集う会合、通称〝お茶会〟が執り行われる当日、
 アリスが倒れる事態に直面してしまう。
 しかも目を覚ましたとき、彼女の性格はまるっきり変わってしまっていた。
 「ヘンテコ姫」が「まともな姫」になっていたのだ。

 本来の性格でなければ彼女の本領は発揮されず、このままではお茶会にも支障が出てしまう。
 それまでにアリスを元に戻すよう命じられたファルクは、原因を突き止めるべく、
 アリスが直前まで取り組んでいた事件の調査に乗り出す。

スタッフコメント抜粋

 『ヘンテコ姫』アリスに振り回されつつも彼女の騎士として活動していたファルクが、
 『まともな姫』になってしまったアリスを元に戻す為(?)に奔走するお話。

 エインセールの愛らしさとアリスの無邪気さ、赤の女王であるイザベラとの掛け合いの妙が上手いです。
 それゆえに、人が変わってしまったアリスが『まとも』なはずなのに痛々しく寂しささえ感じます。
 現在第8話。一体どんな謎があって困難が待ち受けるのか、今後の活動応援しております。

タイトル
優柔不断男のアプリ転生
作者
まぐさん
あらすじ
 彼は決断を迫られていた。
 どのお姫様と仲良、――もとい、どのお姫様の騎士となるのか。
 悩み、悩み抜いた末、彼は一つの言葉を口にする。
 『実際に会ってお話してみないとわからないです。だって俺、優柔不断男ですから』

 優柔不断な性格が招いた、異世界転生物語。
 彼はスマホゲーム『THE TOWER OF PRINCESS』(タワー オブ プリンセス)の世界で
 目を覚ましたのであった。

スタッフコメント抜粋

 首尾一貫して見事に『優柔不断』ぶりを表現していて、いっそ天晴れと作者様を賞賛したくなりました。
 各お姫様達の魅力が語られ、表現されており、そりゃ、どのお姫様も捨てがたいよね!と納得できます。
 そしてチートで俺強ェ系と見せかけ、そんなことはない辺りにも好感が持てました。

 ユウトの鼻の下が延びるたびにエインセールの好感度は下がっているような気もしましたが、
 そんな彼女もやっぱり可愛いです。
 是非今後も可愛い彼女達に振り回されるユウトでいて欲しいと思います。

 今後の活動応援しております。

タイトル
THE TOWER OF PRINCESS 人魚の記憶と騎士の誓い
作者
黒炭石灰
あらすじ
 ルーツィアの騎士として日々、魔物の退治やいばらの塔攻略をエインセールとしている騎士は、
 ふとしたきっかけでルーツィアとシンデレラ、二人の出会いの話を聞くことになる。
 これはまだシンデレラが姫騎士でなく、ルーツィアも人魚姫でなかった時のお話。

スタッフコメント抜粋

 叶わなかった初恋の物語です。
 ルーツィアとシンデレラ、それぞれの性格の違いがとても上手く描かれていたと思います。
 また、登場するお姫様それぞれの色がきちんと表現されていて、とても色鮮やかな作品に思いました。
 戦闘シーンでは騎士の強さ、敵の強さ、剣裁きなどの緩急のリズムも
 心地よく読み進めることができます。
 鮮やかな女性陣の一方でお堅い騎士様の色が少し霞んでしまうかとも思いましたが、
 最後に一花咲かせたあの演出は素晴らしいと思いました。
 今後の活動応援しております。

タイトル
騎士に恋するプリンセス(?)
作者
神無 乃愛
あらすじ
 全てが眠りについた村。そこから来たという男は飄々としてつかみどころがなかった。

「いや、変な夢見て起こされて、そんでもって来ただけですから」


 仕える姫を選ぶ騎士とお姫様のラブコメ(?)です。

スタッフコメント抜粋

 飄々とした騎士とツンデレな姫との関係が面白いですね。
 のんびり口調とつかみ所の無い雰囲気が良く出ていて、慌てるアンネローゼの姿が目に浮かぶようです。
 突然動かなくなったり、消えてしまったり、『男』の仕様が作中で上手く表現できていることも、
 面白さに繋がっていると感じました。

 男がアンネローゼを主に選ぶ時も、ただの『直感』だけではないように思えてきます。
 アンネローゼをからかっている台詞の裏で、騎士として、姫を守る覚悟が
 彼の言動から見え隠れする所は格好良いですね。
 これからの彼の活躍と姫の反応が楽しみです。

 今後の創作活動を応援しております。

タイトル
THE TOWAR OF PRINCESS  ≪異世界攻略組が挑むは、いばらの塔≫
作者
白木シグマ
あらすじ
 謎の呪いが蔓延し、聖女が眠り世界の危機に陥った世界。
 そこで妖精の女王は立ち上がる。
 各地の代表者である六人の姫とは、別にこの危機から人々を救うべく、
 異世界人と『いばらの塔』の攻略を目指す。

 だが、塔を攻略して『いばら姫』の救出が目的ではない。呪いの効果を和らげる事が目的であった。
 彼らは、この世界の者たちをサポートするべく、活動するのだ。勿論、対価に見合った報酬も出る。
 それぞれの信念と思惑をを胸に秘め、自身の正義を信じて進んでいく。

スタッフコメント抜粋

 姫でも騎士でもなく、妖精の目線で展開するストーリーがとても楽しみになるプロローグですね。
 妖精の女王が直接世界を救うことができないことや、神の存在がこの世界にどう関わっているのか、
 二次創作だからこそ出来るストーリーの構想のアイディアが面白いです。
 いばらの塔を巡る表舞台の裏側で、姫や騎士をサポートする妖精、期待が膨らみますね。
 妖精たちのどんな活躍が見られるのか、これから繰り広げられる物語には
 どんなキャラクターが登場するのか、楽しみが広がりますね。

 今後の創作活動を応援しております。

タイトル
陽射しの中に君に恋して ~THE TOWER OF PRINCESS~
作者
青葉 いずき
あらすじ
『今、世界は何だかおかしいわ。わたし、感じるの』
 ルチコル村で“姫”とあだ名されるリーゼロッテは憂えていた。
 ルチコル村から少し離れた森の中、あばら屋で隠遁生活を送る三十路男のヴァレリアン――ヴァルは、
 妹のような存在のリーゼロッテから、聖女ルクレティアの住まう塔が建つ村アルトグレンツェへ
 一緒に行ってほしいと頼まれる。

 時をほぼ同じくして、ヴァルは塔の異変を知らせる不思議な夢を見、妖精の案内を得て、
 リーゼロッテとともに旅立つことになる。

スタッフコメント抜粋

 物語の舞台となっている世界の描写がとても丁寧で、
 繊細なイメージが広がり、読んでいて世界に引き込まれます。
 リーゼロッテとヴァルの関係も、初めから『姫と騎士』として描かれているのではないので、
 時間の流れを感じることができますね。
 ヴァルやリーゼロッテ以外のキャラクターも個性豊かで設定がしっかりしているので、
 イメージもしやすいです。
 ヴァルに対するリーゼロッテの心境、表情や仕草もとても可愛らしいです。
 円卓を囲んだ会議でも、重苦しい雰囲気の中にある美しい姫達、表現が繊細で魅力的ですね。
 これからの展開を楽しみにしつつ、今後の創作活動を応援しております。

タイトル
タワーオブプリンセス~孤独なる不死者の愛と忠誠~
作者
高嶺 蒼
あらすじ
 自分に関する記憶が無く、いばらの森にいきなり現れた両性具有の青年、アースガルド。
 彼は森で偶然助けた妖精の助言のままに、自分のルーツを捜すために騎士となる事を決意する。

 彼の選んだ姫はシンデレラ。
 利用するために騎士になったはずなのに、彼女と共に過ごし、
 意識に触れるうちに徐々にシンデレラに惹かれていく。

 自分の正体すら分からず、男でも女でもない体にコンプレックスを抱きながら、
 それでもシンデレラの高潔な魂に惹かれずにはいられず、アースは苦悩し、せめて彼女の為にと
 不死の特性を持つ己の体を削って戦い続ける。
 彼女の望みをかなえる為。いばら姫の呪いの秘密を解き明かし、彼女を眠りから解き放つために。

スタッフコメント抜粋

 記憶を失って戸惑うアースガルドの心理描写、細かな周辺の状況描写が美しく、
 世界に引き込まれて行きますね。
 冒頭部分から続くアースガルドの記憶に関わる描写は、その不安感や、自問自答している姿が
 とても丁寧に描かれていて、主人公に感情移入しやすいです。
 エインセールとの出会いを通してアースガルドの世界が広がっていき、
 やがて仕えるであろうシンデレラとの出会い。
 それぞれのシーンがとても印象に残ります。

 物に合わせて広がっていくアースガルドの世界を、共に歩み、見守って行きたくなる作品です。
 今後の展開を楽しみにすると共に、創作活動を応援しております。

タイトル
アリス探偵事務所~THE TOWER OF PRINCESS~
作者
栃ノ木ゆきね
あらすじ
 魔法都市ノンノピルツを拠点に騎士活動を行っているギルド。
 しかし、そのクエスト協会では色々と問題が起きていた。
 そんな中、ギルドはある出来事に巻き込まれて、少しだけ名が広がることとなる。
 そしてそれを見たアリスは、またいつものように面白さや実験を求めた無茶振りなことを言い出し、
 ギルドは振り回されながらも――探偵事務所というなの何でも屋活動を始めることとなった。

スタッフコメント抜粋

 ギルドさんの初期設定が気になる展開ですね。
 アリス様との掛け合いもテンポが良く、彼女の不思議な個性も口調や台詞の内容に良く現れています。
 自分が仕える姫に振り回されて、呆れつつもどこか楽しそうな雰囲気を感じました。
 探偵事務所の発足も勢いがあって面白いです。
 文句を言いながらもしっかり仕事をこなす真面目さが良いですね。
 新たな依頼をどう解決していくのか、騎士らしいギルドの活躍が楽しみです。
 途中で出会った少女も、どんな関係を持ってストーリー展開していくのか、続きが気になりますね。
 今後の展開を楽しみにしつつ、創作活動を応援しております。

タイトル
塔攻略は師匠と共に
作者
葉山
あらすじ
 世界に呪いが蔓延してから現れた、古都から訪れし者達。
 古都からの来訪者はそれぞれの姫に仕え、いばらの塔を攻略し始める。

 ……現状を憂いたのは、なにも来訪者だけではない。騎士を辞し、探究者として旅していた緇雨とカラバの師弟も、
 その呪いの謎を解くために動き出していた。

「ピラカミリオン風に言えば、とりあえずぶっ壊してみよう、だな」
「師匠待って!」
 ……やや、斜め上の方向で。

 これは、声が聞こえると言う騎士たちとは別の方向から塔の攻略をする、ややズレた師弟の奮闘記である。

スタッフコメント抜粋

 キャラクターの描写がとても細やかで、場面をイメージしながら読み進めることができました。
 呪いの不気味さ、不穏な空気も良く表現されていると感じました。

 緇雨とシュテルツキン、エインセールとの出会いのシーンも印象的で、彼らの性格や特徴が良く出ていて面白いです。
 『漫才』じみた会話のテンポも良いですね。
 シュテルツキンの堂々巡りを中心に描かれる場面では、彼を取り巻く三人の対応にそれぞれの個性が見られ、
 テンポの良い展開が面白いです。

 緇雨の斜め上からの目線で繰り広げられる物語、彼がどう捉えて展開して行くのか、これからが楽しみです。
 今後の創作活動を応援しております。

タイトル
THE TOWER OF PRINCESS(タワー オブ プリンセス) ー導きの妖精ー
作者
ヨーラスやら
あらすじ
 トングはとある人を追って旅をしていた。途中でバリルを加え、各地に潜む魔物を討伐していた。
 ある日、宿泊する為に、ルチコテ村に寄る。
 ところが、ちょっとしたことから、ルチコテ村から村の代表者である「姫」に仕える騎士になってしまう。
 一方、神聖都市ガルヴェールでは奇妙な噂が流れ、トングが追う人の影がちらつく。

 数奇なる因縁に導かれ、神聖都市ガルヴェールに集う人達。

 その先に待ち受ける結末とはーーー?

スタッフコメント抜粋

 冒頭の村発見から妖精との出逢いまでを、丁寧に描写してあり、読み手の想像力を働かせる文章だと思います。
 バリルちゃんが可愛いです。
 トングは懐が広そうと言いますか、大らかな印象がありますが、トラウマなどの描写もあり、
 どのような男性なのか興味を惹かれました。
 まだ始まりの部分なので、あらすじにある『マサリ』が何なのか(又は誰なのか)謎に包まれたままですが、
 今後の展開を楽しみに待ちたいと思います。
 今後の活動応援しております。


タイトル
THE TOWER OF PRINCESS タワーオブプリンセス
作者
池田瑛
あらすじ
「―― 来て、―――― なの―― 」

 現(うつつ)と夢の狭間で俺はその声を聴いた。すすり泣くような声。
 俺は、自分の足元すらはっきりと見えないような濃い霧の中に立っていた。
 また、幽かに声が聞こえる。俺は、目を閉じて耳を澄ませる。
「ここへ来て、あなただけが頼りなの――」
 早朝、カーテンを引いた瞬間、朝陽に照らされた景色が輝いて見えるように、一瞬にして霧が晴れる。
 俺の目の前には、見たことない塔がそびえ立っていた。
「ここへ来て、あなただけが頼りなの――」
 その声は、塔の頂上から漏れ聞こえてきている。
 俺を呼んでいる。俺は、旅立った。

スタッフコメント抜粋

 まずあらすじで『なんだろう』と興味を惹かれ、プロローグで更に惹き付けられました。
 デジレ君の素朴で真っ直ぐな好青年として絵が描かれている分、エインセールの無邪気で元気な様子が
 引き立てられていて、とても愛らしいと思いました。
 特に出逢いのシーン、羽根を震わせて水気を飛ばしている描写がとてもイメージしやすく印象的でした。

 これからいばらの塔へ向かうということで、デジレ君がどのような旅をするのか、
 ワクワクしながら追わせていただこうと思います。
 今後の活動応援しております。

タイトル
タワー オブ プリンセス(利き腕なくても、騎士になれました)
作者
サーモン
あらすじ
   幼い頃、両親をモンスターに殺された。
 それは少年を庇うために致命傷を負ったせいである。
 両親の死だけではなく、利き腕である右腕も失った少年は十年の時を超えて、お父さんの後を継ぐ。

 自分の剣を信じる男リッテと、お金は自分を裏切らないと信じる女ミレッサ。

 どちらの信念が姫に届いてしまうのか?

スタッフコメント抜粋

 何だか凸凹コンビの可愛らしい二人だな、という印象を受けました。
 リッテの少し世間ズレしているといいますか、普段は淡々としているのに戦闘になると大胆になる様子に面白さを感じました。
 特に父の形見を大事にしているところは非常に好感を持てました。
 また、ミレッサの守銭奴っぷりが良い味を出していますね。
 でも彼氏持ちなんですね……リッテとどのような関係を築いていくのか、とても楽しみです。
 今後の活動応援しております。

タイトル
迷宮時間のフェアリーテイル
作者
月読夢月
あらすじ
 ジークフリートは、聖女ルクレティアのことを夢で見た。
 夢か現実か判断出来ないほどに鮮明なその夢に、何かを感じアルトグレンツェへ向かう。
 いばらの塔シピルカフルーフに入るには六人の姫のうち誰か一人の騎士となり資格を得る必要があることを知り、資格を得るために姫の騎士になることを決意するが、六人の中の誰を選び、誰の思いを尊重し忠誠を誓うのか迷っていた。

 呪いの原因、眠る聖女、謎の女、白雪姫に忠誠を誓った一人目の騎士、そして保守派と改革派に分かれた六人の姫。
 飛び出した世界でジークフリートは、新たなる出会いと冒険、そして数々の困難を知ることになるのだった。

 世界は綺麗な物語だけでは出来ていない。たった一人の姫のために大きな犠牲を要求する……。

スタッフコメント抜粋

 各登場人物がしっかりと表現されていて、『タワプリ初心者でも安心してお読みください』という案内に偽りない内容になっていると思いました。
 設定も、一人目の騎士の後に登場した二人目、という点が面白いです。
 ネーミングも一人目の騎士がパーシヴァル。やっぱり槍使いなのかな……とか、主人公がジークフリートですが、いつか悪竜を倒したりするのかしら……など、姫以外の登場人物にも英雄とされる物語から取ってきていて、世界観を大切にしているという印象を受けました。
 今後の活動応援しております。



コンテンツ

規約・応募要項

応募を検討されている方はまずこちらをご覧ください。


応募作品一覧

応募作品一覧はこちらから。



よくある質問・お問い合わせ

コンテストに関して疑問・質問がある方は、こちらをご一読のうえ、お問い合わせください。
お問い合わせ先:novel_narou@crowdgate.co.jp


小説家になろうユーザー登録

コンテストに参加するためには小説家になろうへの登録が必要です。
こちらから会員登録をおこなってください。

投稿

投稿を行いたい場合はこちらからご投稿ください。
(小説家になろう、ユーザーページに移動します)